#多面評価

shortshort9

知らない自分のデータ化

大手システム開発会社の営業職。外回りが多いので就業時間はスマホの勤務管理システムとGPSで管理されている。営業の成績に加え、勤怠状態も良いので、お客様には感謝され、上司には評価されている。

最近は新入社員と一緒に営業に出るようにしているが、いろいろ手間がかかるので、スムーズに仕事が出来ないことが多い。勤務状態を監視されているので、自分の不手際だと思われたくないので、注意をするようにしている。

そんなある日、米国シリコンバレーの大企業に再就職ができるチャンスが回ってきた。セカンドライフは海外に住みたいと思っていた。自分なら業績も良いし、問題ないだろうと思い、はりきって応募をしてみた。

ところが、書類審査で不採用となった。不服なので問い合わせてみると、以下の回答だった:
残業が多すぎる=タイムマネージメントのスキルが少ない
自分の仕事ばかりで部下のサポート時間が少ない=人材育成の能力がない
部下からの多面評価の点数が低い=上司・人間性に問題がある


日本の企業では評価の対象である勤勉さや自分本位での業績の良さは、タイムマネージメントやチームワークを重視するアメリカの企業では評価がされないようだ。

良かれと思って蓄積してきたデータをアメリカ視点で見ると、誰も教えてくれなかった客観的・グローバルな視点での自分を知ることができた。気持ちを切り替えて、海外でも通用するようなセカンドライフを生きようと思う。

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